抵抗2本を縦に積んで真ん中から取り出す回路で、出力電圧 Vout と、同じ比になる実際に買える抵抗ペアを計算します。図のラベルが、そのままツールの入力欄です。
図の Vin・R1・R2 が、そのままツールの3つの入力欄です。中点から取り出す Vout が計算結果になります。
| 図のラベル | ツールの欄 | ひとこと |
|---|---|---|
| Vin(いちばん上) | 入力電圧 Vin | 分けたい元の電圧 |
| R1(上側の抵抗) | R1 | Vin と Vout の間 |
| R2(下側の抵抗) | R2 | Vout と GND の間 |
| Vout(中点の取り出し口) | 結果に出る Vout | R2 にかかっている電圧そのもの |
🔧 使い方
R1(上側・Vin 側)と R2(下側・GND 側)に抵抗値を入れると、その接続点の電圧が 出力電圧 Vout です。単位は Ω / kΩ / MΩ から選べます。上下がひっくり返ると答えも逆になるので、R1 と R2 のどちらが上かだけは間違えないでください。
結果は2段構えです。
- 上4つ — 入力した抵抗値そのものでの Vout・電流・合成抵抗・消費電力
- 下4つ — 同じ比を保ったまま E12 / E24 系列に置き換えたペアと、そのときの Vout・誤差
「5V を 3.3V に落としたい」のように比から入る場合は、理想の比になる適当な値(たとえば R1 = 10kΩ、R2 = 19.4kΩ)を入れてください。下段に E12 / E24 で組める実際のペアと、理想比からのずれが出ます。表示している誤差はE系列に丸めたことによる比のずれだけで、抵抗そのものの製造誤差(E12 ±10%、E24 ±5%)は含みません。
🔗 式の由来と落とし穴
Vout が抵抗の比だけで決まる理由、出力に負荷をつなぐと Vout が下がる話、そして電源の降圧や速い信号のレベル変換には使えないという定番の落とし穴は、解説記事のほうに置いてあります。
👉 電子工作の計算ツール4本を作った — 同じ比の実ペアを E12 / E24 から選ぶ考え方(5V → 3.3V ならずれは E12 で −1.94%、E24 で −0.07%)と、電源の降圧や速い信号に使えない理由を、この記事の分圧の節で解説しています。
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